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サービス利用規約


本規約は、株式会社Fixstars Amplify(以下、「当社」といいます。)が、お客様に対し、数理最適化問題を解くためのソフトウェア開発環境と計算資源を提供するサービス「Fixstars Amplify」(以下「本サービス」といいます。)の使用を許諾する際の条件を定めたものです。なお、本サービスには、利用範囲に一定の制限がある「無償プラン」と、当該制限がない「有償プラン」があります。本規約は、別段の記載がない限り、その両者について適用されます。

お客様は、本サービスを使用するにあたっては、本規約の全文をよくお読みいただいた上で、同意いただく必要があります。当社のウェブサイト上で本規約に同意する旨のクリックをした場合その他当社の定める手続を経たときは、本サービスの利用契約が成立するとともに、お客様が本規約に完全に同意したものとみなします。

1. 定義

  1. 本規約で使用する用語は、冒頭に定義したもののほか、以下のとおり定義します。
    1. 「Fixstars Amplify SDK」とは、数理最適化問題を解くためのソフトウェアを開発するためのソフトウェア・ツールの一式をいいます。当社が提供するサンプルのプログラムも含まれます。
    2. 「開発プログラム」とは、お客様がFixstars Amplify SDKを利用して開発したプログラムをいいます。
    3. 「Fixstars Amplify クラウド」とは、Fixstars Amplify アニーリングエンジン、Fixstars Amplify スケジューリングエンジン、Fixstars Amplify APIの提供を含む、当社所定の計算資源を提供するサービスをいいます。
    4. 「アクセストークン」とは、Fixstars Amplify クラウドの使用に必要なトークンをいいます。
  2. 本サービスには、Fixstars Amplify SDKの提供とFixstars Amplify クラウドの提供その他当社が定めるサービス内容が含まれるものとします。

2. 適用関係

  1. 当社が、当社のウェブサイト上で本サービスの使用に関するルールを掲載したときは、当該ルールは、本規約の一部を構成するものとします。
  2. 本規約の内容と、前項のルールとが異なる場合は、本規約の規定が優先して適用されるものとします。
  3. 当社は、必要と認めた場合は、本規約を変更できるものとします。本規約を変更する場合、変更後の本規約の内容および効力発生日を本サービスのウェブサイト上での掲示その他の適切な方法により周知し、またはお客様に通知します。
  4. 本サービスが提供する環境において、当社以外の第三者が提供するエンジンその他プログラムを使用する場合、お客様は、当該第三者の定める利用規約等を遵守するものとします。当社は、お客様と当該第三者との間の紛争には関与せず、当該紛争は、お客様自身の費用と責任において解決するものとします。

3. Fixstars Amplify SDK

  1. 当社は、お客様に対し、本規約に定める条件のもとで非独占的かつ再許諾不可の条件で、自己のためにFixstars Amplify SDKを使用することを許諾します。
  2. Fixstars Amplify SDKには第三者の開発したプログラムが含まれています。お客様がFixstars Amplify SDKを使用する際には、これらのプログラムに関する使用許諾条件(別紙)も適用されます。
  3. Fixstars Amplify SDK(およびこれに関する画像、映像、音声、テキスト、プログラム、アイデア、ノウハウ、デザイン、アルゴリズム、データも含む。)に関する著作権(著作権法第21条から第28条までの権利を含む。)をはじめとする一切の知的財産権は、当社または当社に対して使用を許諾した第三者に帰属するものであり、本規約に同意することによって、お客様に移転するものではありません。
  4. お客様は、本許諾に同意することによって、Fixstars Amplify SDKのいかなる部分についても、ソースコードの提供、開示を受ける権利が付与されるものではないことを確認します。ただし、サンプルプログラム、OSS等、当社が任意に開示するもの、または第三者のライセンス上開示が必要となるものについてはこの限りではありません。
  5. 当社は、お客様への事前の予告なくFixstars Amplify SDKの機能追加、性能向上、不具合修補等を目的として、改変することがあります。改変された場合には、お客様は改変版のFixstars Amplify SDKを使用することができます。ただし、当社は、Fixstars Amplify SDKの改変を行う義務を負うものではありません。

4. Fixstars Amplify クラウド

  1. 当社は、お客様に対し、本規約に定める条件のもとで非独占的かつ再許諾不可の条件で、自己のためにFixstars Amplify クラウドを使用することを許諾します。
  2. Fixstars Amplify クラウドの使用にあたっては、当社がお客様に配布するアクセストークンが必要です。お客様は、アクセストークンを、第三者に提供、譲渡、貸与等することはできず、また、第三者による不正アクセス等が生じないよう、適切に管理します。
  3. Fixstars Amplify クラウドに関する知的財産権については、3.3および3.4を準用します。
  4. 当社は、お客様への事前の予告なくFixstars Amplify クラウドの内容の変更(エンジンの追加、入替、仕様変更等を含みます。)をすることがあります。当社は、Fixstars Amplify クラウドの内容の変更後も、従前の開発プログラムの動作の保証をするものではありません。また、当社はFixstars Amplify クラウドの内容の変更を行う義務を負うものではありません。
  5. 当社は、以下のいずれかに該当する場合には、お客様に事前に通知することなく、Fixstars Amplify クラウドの全部または一部の提供を停止または中断することができるものとします。
    1. 保守作業を行う場合
    2. 通信回線の障害、不正アクセス、ソフトウェアの不具合、ハードウェアの故障等の理由により、Fixstars Amplify クラウドの安定した提供ができない場合
    3. Fixstars Amplify クラウドの提供に必要な第三者のサービスにおける障害その他当社の責に帰さない事由による不都合が生じた場合
    4. その他当社が停止または中断が必要だと判断した場合

5. 利用料金

  1. 有償プランのお客様は、本サービスを使用するにあたって、当社が定める利用料金を、当社が定める方法によって支払うものとします。理由の如何を問わず、本規約において別段の定めがある場合を除き、当社はお客様が支払った利用料金を返還する義務を負いません。
  2. 無償プランのお客様は、本サービスを、動作確認の目的でのみ使用できるものとし、お客様の業務、事業に使用することはできないものとします。ただし、お客様が、教育機関(小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校をいい、民間のプログラミングスクール等を含みません。)において、教育目的で本サービスを教材として使用する場合は除きます。お客様が本サービスを使用できる目的の例は、以下のとおりです。
    無償プラン 有償プラン
    本サービスの動作確認目的での使用すること(お客様の業務、事業に使用することはできません) 社内システムの一部となるソフトウェアの開発のために使用すること
    または販売の有無を問わず、ソフトウェアの開発のために使用すること
    教育機関において、教育目的で教材として使用すること 上記ソフトウェアのテストのために使用すること
    研究開発業務の一環として使用すること(教育機関での使用を除く)
    開発プログラムを第三者に提供すること(有償での提供、無償での提供を問わない。)
  3. お客様は、有償プランの利用料金を含む本サービスに起因して支払うべき税金、関税、付加価値税若しくはこれに類する税その他国が徴収する手数料を各国の税法に従って、自ら支払うものとします。当社は、これらの税金をお客様に代わって支払った場合にはお客様に請求することができるものとします。

6. 禁止事項

  1. お客様は、当社の事前の同意なくして、以下の行為をすることはできません。
    1. 本サービスをソフトウェアの開発、研究開発業務、5.2但書以外の目的に使用すること
    2. 公序良俗に反する行為をすること
    3. お客様以外の第三者(お客様が法人の場合、ユーザーとして指定した者以外の役員、従業員を含む。)に本サービスを使用させること
    4. 本サービスが提供するプログラムその他の提供物の全部または一部をバックアップまたはアーカイブ以外の目的で複製すること
    5. 本サービスを用いて、マルウェアその他公序良俗に反し、または違法となるプログラムを開発すること
    6. 本サービスを、法令に違反する行為若しくは犯罪行為、当社または第三者の権利を侵害する行為を行うこと
    7. 本サービスが提供するプログラムその他の提供物の全部または一部を改変・修正すること。ただし、サンプルプログラムその他当社が指定したものについてはこの限りではなく、これらに同梱された規約の範囲で改変・修正を行うことができます。
    8. 本サービスが提供するプログラムその他の提供物の全部または一部を、他のソフトウェアの一部に組み込み、または他のソフトウェアの全部または一部を、本サービスの一部に組み込むこと
    9. トレース、デバッグ、逆アセンブル、リバースエンジニアリング、デコンパイル、その他の手段により、本サービスの構造・機能・処理方法等を解析し、または、本サービスが提供するプログラムのソースコードを得ようとすること
    10. 第三者に対し、本規約によってお客様に付与された権利を譲渡、レンタル、リース、再許諾、担保提供すること
    11. 本サービスが提供するプログラムその他の提供物の複製物を第三者から接続可能なネットワーク上に公開すること
    12. 不正アクセス行為、クラッキング行為、過剰な負荷をかける行為その他本サービスの正常な動作を誤らせるおそれのある行為または本サービスの運営を妨げる行為をすること
    13. 当社のネットワークまたはシステム等への不正アクセスをすること
    14. アクセストークンを第三者に提供、譲渡、貸与等すること
    15. その他、本規約で許諾された範囲を超えて本サービスを使用すること
  2. お客様は、本規約に定められた規定の遵守を確認するため、当社または当社から委託を受けた第三者による監査を行うことを承認し、必要な協力を行うものとします。監査の費用は、本規約に定められた規定に違反が認められた場合を除き、当社が負担します。
  3. 当社が、お客様において、6.1に掲げる行為その他本規約に違反する行為が存在すると判断したした場合は、当社は事前通知なしに、本サービスの使用を制限し、または停止させることができます。当社はそれによってお客様に生じた損害を賠償する責めを負いません。

7. 使用環境

お客様は、本サービスを使用するにあたって、自己の費用と責任で、当社が定めるコンピュータ端末、通信回線その他のコンピュータ環境を用意します。当社は、お客様の使用環境および当社の管理下にない設備、ソフトウェア等における不具合等について責任を負いません。

8. 保証の限定

  1. 当社は、本サービスの使用が、お客様の特定の目的に適合すること、期待する機能・商品的価値・正確性・完全性・有用性を有すること、処理結果等が正確性を有すること、継続的に利用できること、および不具合が生じないことについて、責任を一切負いません。
  2. 地震、落雷、火災、風水害、停電、天災地変、若しくはその他不可抗力、第三者による行為やその他の事故、お客様の故意、過失、若しくは誤用、またはその他の異常な条件下での利用によって、お客様に損害が生じたり、本サービスに不具合が生じたとしても、当社は責任を一切負いません。

9. 責任の制限

  1. 当社は、本サービスの利用または利用不能から生じるいかなる損害(利益、データの損失・損害、その他の金銭的損害、第三者に与えた損害等を含む)に関して、当社の故意または重過失がある場合を除き、一切責任を負わないものとします。
  2. 当社は、当社の故意または重過失がある場合によりお客様が被った損害につき、お客様が過去6ヶ月に当社に対して支払った利用料金の合計額(無償プランの場合は10,000円)を超えて賠償する責任を負わないものとし、また、付随的損害、間接損害、特別損害、将来の損害および逸失利益にかかる損害については、賠償する責任を負わないものとします。
  3. 前各項の規定は、当社とお客様との間の本規約にかかる契約が消費者契約法(平成12年法律第61号)に定める消費者契約(以下「消費者契約」といいます。)となる場合には適用しません。ただし、本項が適用される場合であっても、当社は、当社の過失(重過失を除きます。)による債務不履行責任または不法行為責任については、予見および予見可能性の有無にかかわらず、間接損害、特別損害、逸失利益その他の特別の事情によって生じた損害を賠償する責任を負わず、直接かつ通常生じうる損害の範囲内で、かつ、9.2の定める限度額を当該お客様に対する賠償額の総額の上限として損害賠償責任を負うものとします。

10. サポート

  1. 当社は、お客様に対し、本サービスに関し、テクニカルサポートを実施します。ただし、これらのサポートはすべてオンラインで提供されるものとし、すべてのお客様の質問、要望に対して一定の時間内に対応する義務を負うものではありません。
  2. 当社は、本条に定めるサポートを超えるサポートを希望するお客様に対し、別途有償でのサポートを行う場合があります。

11. ユーザー登録

  1. お客様は、本サービスの使用にあたって、当社に対してユーザー登録を行う必要があります(ただし、無償プランの場合には任意です。)なお、お客様にご登録いただきました個人情報の管理は、当社グループ会社のプライバシー・ポリシー(https://www.fixstars.com/ja/privacy/ decoration )に従い、適切に行います。

12. 利用契約・本サービスの終了

  1. 当社は、以下のいずれかの事由が生じたときは、本サービスの利用契約を解除することができます。
    1. 本規約のいずれかに違反したとき
    2. 支払停止もしくは支払不能となり、または破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始、特別清算開始若しくはこれらに類する手続の開始の申立てがあった場合
    3. 6ヶ月以上本サービスの利用がない場合
    4. 当社からの問い合わせその他の回答を求める連絡に対して30日間以上応答がない場合
    5. その他重大な背信行為があったとき
  2. 当社は、サービスを継続しがたいと判断したときは、当社ウェブサイトに1カ月以上前に公表することにより本サービスの提供を終了することができます。
  3. お客様は、当社所定の手続の完了により、本サービスの利用契約を解除することができます。ただし、解除にあたり、当社に対して負っている債務が有る場合は、お客様は、当社に対して負っている債務の一切について当然に期限の利益を失い、直ちに当社に対して全ての債務の支払を行わなければなりません。
  4. 事由の如何を問わず、本サービスの利用契約が終了したときは、お客様はFixstars Amplify SDKおよびアクセストークンを消去するものとし、本サービスを以後使用することはできません。

13. 反社会的勢力等の排除

  1. 当社及びお客様は、それぞれ、相手方に対して次の各号に定める事項を表明し、かつ将来にわたって相互に確約するものとします。
    1. 自らまたは自らの役員(事実上の役員、実質的に経営権を有する者を含む。以下同じ)、代理人若しくは媒介をする者が、反社会的勢力に該当しないこと
    2. 自ら及び自らの役員が、反社会的勢力を利用しないこと
    3. 自ら及び自らの役員が、反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を供給するなど反社会的勢力の維持運営に協力し、または関与しないこと
    4. 自ら及び自らの役員が、反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係その他密接な関係や交流を有しないこと
    5. 自らまたは第三者を利用して、相手方に対し、暴力的行為、詐術、脅迫的言辞を用いたり、自身若しくは自身の関係者が反社会的勢力若しくはその関係者である旨を伝えたりせず、相手方の名誉や信用を毀損若しくは毀損するおそれのある行為をせず、また、相手方の業務を妨害若しくは妨害するおそれのある行為をしないこと
  2. 当社及びお客様は、前項各号に違反し、またはそのおそれがあることが判明した場合には、ただちに相手方に通知するものとします。
  3. 当社またはお客様の一方について、第1項各号に違反したと合理的に疑うべき事情が判明し、それに対して合理的な説明がなされない場合には、相手方は、何らの催告を要せずして、利用契約を含む当社とお客様との間の一切の契約ないし合意を解除することができます。
  4. 前項の規定により当社とお客様との間の契約が解除された場合には、解除された者は、その相手方に対し、相手方の被った一切の損害を賠償するものとします。
  5. 第3項の規定により当社とお客様との間の契約が解除された場合には、解除された者は、解除により生じる損害について、その相手方に対し一切の請求を行わないものとします。

14. 輸出規制の遵守

お客様は、本サービスにかかわる日本国およびその他適用される国の輸出管理に関する法律、命令または規則その他の規制(以下「輸出規制」といいます。)を遵守し、輸出規制に抵触する態様で利用してはなりません。

お客様による使用が輸出規制に抵触したことにより、第三者から何らかの請求や訴訟を受け、そのために支障や損害を被っても、当社は一切責任を負いません。

15. 本規約に基づく契約上の地位の譲渡等

  1. お客様は、当社の書面による事前の承諾なく、本規約に基づく契約上の地位または本規約に基づく権利若しくは義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできません。
  2. 当社は本サービスにかかる事業を他社に譲渡した場合には、当該事業譲渡に伴い本規約に基づく契約上の地位、本規約に基づく権利および義務並びにお客様の登録事項その他の顧客情報を当該事業譲渡の譲受人に譲渡することができるものとし、お客様は、かかる譲渡につき本項においてあらかじめ同意したものとします。なお、本項に定める事業譲渡には、通常の事業譲渡のみならず、会社分割その他事業が移転するあらゆる場合を含むものとします。

16. 分離可能性

本規約のいずれかの条項またはその一部が、法令等により無効または執行不能と判断された場合であっても、本規約の残りの規定および一部が無効または執行不能と判断された規定の残りの部分は、継続して完全に効力を有するものとします。

17. その他

  1. 本規約は日本語を正文とします。他の言語の翻訳版と日本語版との間に矛盾抵触がある場合、日本語版が優先するものとします。
  2. 本規約の準拠法は日本法とします。
  3. 本規約が定める事項、本サービスに関連して生じる訴訟は、東京地方裁判所を第一審の専属管轄裁判所とします。

2021年2月1日制定
2023年5月1日改定