PoCから実問題まで、今すぐ高性能なアニーリングマシンが利用できます
Fixstars Amplifyは、量子アニーリング・イジングマシンや数理最適化ソルバー、ゲート式量子コンピュータの組合せ最適化問題を解くアルゴリズムなど幅広くサポートしています。標準マシンは、ベンダ各社とのマシン利用契約が無くても、Amplifyのサービスとして使えるマシンです。
Fixstars Amplify Annealing Engine(AE)は、GPUベースのアニーリングマシンです。フィックスターズの高速化技術を基に開発され、26万ビット以上の大規模問題の入力と高速実行が可能です。将来の高性能量子コンピュータ利用に備えて、互換性のあるアプリケーション開発やPoCの実施に適しています。
D-Wave SystemsのD-Wave 2000Q・Advantageは、組合せ最適化問題を解くことに特化した量子コンピュータです。量子ビットはD-Wave 2000Qは2000個、Advantageは5000個を備えています。クラウド上のマシンが実行可能です。
D-Wave Systems In.
Bring Your Own License対応
SQBM+は、株式会社東芝が開発した技術「シミュレーテッド分岐アルゴリズム」を用いた組合せ最適化ソルバー「シミュレーテッド分岐マシン」を核とした量子インスパイアード最適化ソリューションです。
SQBM+のご利用方法Amplify AEと他のアニーリングマシンを使って、組み合わせ最適化問題として代表的な巡回セールスマン問題 (TSP) を解いてみました。下記のグラフは下に位置するほど良い結果を示しており、横軸が最適解に相当します。
60秒時点での最適性: 100%
定式化の詳細はこちら をご覧ください
60秒時点での最適性: 101%
定式化の詳細はこちら をご覧ください
標準マシン
Fixstars
Amplify AE |
標準マシン
D-Wave
2000Q/ Advantage |
標準マシン
東芝
SQBM+ |
日立 CMOS Annealing |
富士通 Digital Annealer |
|
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装置型式 | GPU | 量子回路 | GPU | デジタル回路 | デジタル回路 |
最大ビット数 | 262,144以上 |
2,048 (16x16x8)/ 5,760 (16x15x24) |
100,000 (SQBM+)/ 10,000 (SBM PoC版) |
61,952 (352x176) |
8,192 (DA2)/ 100,000 (DA3) |
係数パラメータ |
デジタル (32/64bit) |
アナログ (5bit程度) |
デジタル (32bit) |
デジタル (3bit) |
デジタル (16/64 bit) |
結合グラフ | 全結合 |
キメラグラフ/ ペガサスグラフ |
全結合 | キンググラフ | 全結合 |
全結合換算ビット数 | 131,072 | 64/124 |
31,000程度 (SQBM+)(*1)/ 1,000 (SBM PoC版) |
176 |
8,192 (DA2)/ 100,000 (DA3) |
APIエンドポイント | Fixstars Amplify | D-Wave Leap | Fixstars Amplify / AWS |
Annealing Cloud Web |
DA Cloud |
※ 東芝SQBM+製品版の仕様については東芝シミュレーテッド分岐マシン(SQBM+)公式サイト
までお問い合わせをお願いいたします。
(*1) SQBM+の公式サイトにある記述(相互作用を表す非ゼロ係数は10億個まで)より試算したもの
2022年5月 当社調べ
Optigan のコア・テクノロジーはお客様固有の課題に特化した形にカスタマイズすることが可能です。
これにより、更なる性能の向上が期待できるだけでなく、お客様固有の開発プラットフォームへの組み込みや、運用に向けた取り組み等に対し柔軟にお応え致します。
以下はこれまで実績のあるカスタマイズオプションの適用例です。