はじめに¶
Fixstars Amplify SDK (以下 Amplify SDK) は、 組合せ最適化問題の定式化および外部の最適化ソルバーの実行を行うための Python ライブラリです。
Amplify SDK を用いることにより、組合せ最適化問題の定式化をシンプルかつ直感的に行うことができます。 また、定式化を行ったあとは、量子アニーリングマシン、イジングマシン、量子コンピュータによる QAOA (Quantum Approximate Optimization Algorithm)、MIPソルバーを含むさまざまなハードウェア・ソフトウェアソルバーを共通のインターフェースを通じて簡単に実行することができるようになります。
Amplify SDK の特長
Amplify SDK の使い方はとても簡単です。シンプルで直感的な手順で組合せ最適化問題の定式化とソルバーの実行が行えます。 インストール不要で利用出来るソルバー Amplify Annealing Engine も無償で提供されます。
Amplify SDK による定式化は非常に高速かつ省メモリで処理するように設計されています。 大規模な組合せ最適化問題を視野に入れたアプリケーションの開発が行えます。
Amplify SDK から利用出来るソルバーは、量子アニーリングマシン、イジングマシン、量子コンピュータ、MIP ソルバーなど多岐に渡ります。 ユースケースに合わせたソルバーの選択が可能です。
Amplify は組合せ最適化に取り組む幅広いユーザに利用頂けます。アプリケーションソフトウェア開発から学術研究まで、様々なユーザ層を支援できるように設計されています。
Changed in version 1.0.0
Fixstars Amplify SDK はバージョン 1.0.0 で大きく生まれ変わり、これまで以上に直感的で使いやすく、対象のモデルを広げ、高い柔軟性と高速な動作の両立を実現しました。以前のバージョンからの移行ガイドは 旧バージョンからの移行 を参照してください。また、移行がスムーズに行えるように旧バージョンとの互換レイヤも用意しています。
以前のバージョンのドキュメントは https://amplify.fixstars.com/ja/docs/amplify/v0/ で参照できます。
Amplify のはじめ方
注釈
Fixstars Amplify SDK はプロプライエタリソフトウェアです。
非商用利用や学術利用では無償で利用することができます。詳細は Fixstars Amplify 利用規約を参照してください。
学術論文において引用する際は、下記の BibTeX 形式をご使用ください。
Fixstars Amplify SDK
@misc{fixstarsamplifysdkdoc, author = {Fixstars Amplify Corporation}, title = {{Fixstars Amplify SDK documentation}}, howpublished = "\url{https://amplify.fixstars.com/en/docs/amplify/v1/}", year = {2024}, note = "[Accessed: 7-March-2024]" }
Fixstars Amplify Annealing Engine (AE)
@misc{fixstarsamplifyaedoc, author = {Fixstars Amplify Corporation}, title = {{API Reference - Fixstars Amplify Annealing Engine}}, howpublished = "\url{https://amplify.fixstars.com/en/docs/amplify/v0/amplify-ae/reference.html}", year = {2020}, note = "[Accessed: 7-March-2024]" }
Fixstars Amplify
Fixstars Amplify SDK, AE の両方をまとめて引用したい場合にお使いください。
@misc{fixstarsamplify, author = {Fixstars Amplify Corporation}, title = {{Fixstars Amplify}}, howpublished = "\url{https://amplify.fixstars.com/en/}", year = {2020}, note = "[Accessed: 7-March-2024]" }