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株式会社アバールデータ様

生産計画の属人化解消と
設備投資計画への活用を目指して

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(左から)光峰様、広光様

ご利用製品

Fixstars Amplify Scheduling Engine(Amplify SE)

お話を伺った方

株式会社アバールデータ 代表取締役
広光勲 様 (写真右側)

株式会社アバールデータ 経営企画部 情報システムグループ マネージャー
光峰さとえ 様 (写真左側)

聞き手
株式会社Fixstars Amplify シニアディレクター
小林 隆之
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アバールデータ様は、組み込み業界で信頼性の高い製品づくりを進め、超高速をキーワードとした「組み込み」、「画像処理」、「高速通信」の3つの柱に加え、近赤外線カメラやAI・ディープラーニングを組み合わせた応用方法のご提案などで、お客様に価値ある製品とサービスを提供している会社です。Amplify SE導入の背景と成果についてお話を伺いました。

背景

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    生産計画の属人化解消とノウハウの見える化のため生産計画の自動立案を行いたい
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    設備投資による生産効率向上をシミュレーションして経営判断に活用したい

成果

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    生産計画を自動で立案・修正する機能を実現し、現場導入の道筋を得た
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    調達計画との連携や設備投資のシミュレーションによる経営判断への活用など、生産効率最適化のアイディアを得た
    *今後、現場導入に向けてプロジェクトを推進されています。
生産計画は担当者の経験とノウハウに支えられている

広光様アバールデータは、月200ロットの製品を製造している多品種少量生産のメーカーです。数多くの製品を提供できているのは、常に時代の要求に応える技術開発に取り組み、信頼性の高い製品づくりを進めてきた弊社の姿勢をお客様に評価していただいている結果だと感謝しています。

その製品の供給を支えている製造現場は、需要予測に基づき見込み生産をする自社製品と、お客様の希望する納期までに生産する受託製品を調整しながら生産計画を立てています。また、生産進捗に合わせた計画の修正や特急品対応など、全体の整合性を取りながら毎日数か月先の計画を調整します。これは一朝一夕にできるものではなく、豊富な現場経験と生産計画のノウハウを持った優秀なメンバーに支えられています。一方で今後を考えるとノウハウの共有化が重要な課題である事は間違いありません。後進を育成するにも時間が掛かるので、Amplify SEによって自動で生産計画が立てられるようになれば、ノウハウの見える化や属人化解消に繋がるという点に魅力を感じました。

Image 広光勲様(株式会社アバールデータ 代表取締役)
Amplify SEによる理想的な生産計画

光峰様Amplify SEの話を聞いた時、このサービスを使えばやりたいことを実現できるかもしれないと思いました。今は複雑な生産計画を人が立案できるように、初工程だけに絞って計画を立てています。そうであってもノウハウが必要なのですが、後工程も考慮して最適な計画を考えることが出来れば、もっと効率的な計画が立てられるはずです。

また検査工程には製品グループごとに限定された測定治具しかないため、同じグループの検査を同じ時間に行うことが出来ませんが、こちらも考慮することができれば効率的な生産を実現できます。さらに、生産計画に従って必要な時に調達を行うことで在庫の適正化が出来ると考えました。Amplify SEであれば、自社特有のさまざまな条件を加味した全工程の最適化計算ができるので、理想的な生産計画が実現できそうだと思いました。

投資計画など経営判断への活用

広光様日々の生産計画だけではなく、経営判断への活用を期待しています。これまで設備投資をする場合、一つの装置の能力は分かっても、各工程および工場全体としてどれくらいの生産効率が向上するのかが、明確に数値化できていませんでした。Amplify SEは入力データに設備を一つ追加したり、検査治具を一つ追加するなど柔軟に設定を変えて計算することが出来るので、いくつかのパターンを試してどのような設備投資をすればどれくらい生産効率が上がるのか、シミュレーションができると考えています。

また、生産計画と生産実績の予実差をみて、どのパラメータが原因なのかが分かるとどこから現場の効率化を進めていくかの目安にもなります。現場では思いつかなかった改善点などが見つかると、とても有効なツールになると思います。

自社生産管理システムへの組込み

光峰様Amplify SEによって、最適化された生産計画を自動で立案・修正する機能は既に出来上がっており、これから自社で構築している生産管理システムに組み込んで利用する予定です。生産受注データや製造BOMデータなど必要な情報は生産管理システムにあるので、そこから抽出した入力データを元に生産計画をAmplify SEで計算します。アウトプットは、また生産管理システム上で確認することになります。現場のユーザーには複雑な操作を要求できませんので、属人化を回避するためにもボタンを押せば結果が出てくるようなアプリケーションにする必要がありますね。

機能拡張で改善効果の可視化に期待

光峰様 今後は色々な機能拡張を想定しています。例えば、調達も計算に含めればいつ何を調達すべきかが自動で分かりますし、営業がお客様との打ち合わせに参加しながら、納期の一次回答を即座に行えるようにもできます。現在、Fixstars Amplify社の皆さんと色々なアイディアを出し合いながら検討を進めているところです。将来的には、どこをどうすれば高い改善効果が見込めるかが分かると嬉しいです。人が考えたときは検査治具を増やすと良いのではないかと思っていたけれど、本当は段取り時間の短縮が最も重要なポイントだったなどが分かると素晴らしいです。

Image 光峰さとえ様(株式会社アバールデータ 経営企画部 情報システムグループ マネージャー)

*本記事の掲載内容は全て取材時(2023年8月)の情報に基づいています

インタビューを終えて
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Amplify SEを生産計画だけではなく、調達計画との連携や設備投資した場合のシミュレーションなど幅広く活用していただく構想は、実際に製造されているからこその素晴らしいアイディアで勉強になりました。より発展した使い方について、現在も継続してディスカッションさせていただいております。今後ともアバールデータ様を最適化の視点からしっかりとご支援させていただきます。

聞き手:小林 隆之(株式会社Fixstars Amplify)

製造業における、Amplify SEの活用方法、導入の流れ、価格等については下記をご覧ください。
製造業向けソリューション
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